まずは自己分析と見極めを
自己分析はとても重要
なんとなーく漠然とした転職活動を進めてしまっていると、求めている結果はついてきません。よっぽどの運があれば希望よりもっと良い職場に転職できるかもしれませんが、100回転職をして1回あるかないかといった確率でしょう。その1回に賭けて100回転職活動をするというのであれば問題はありませんが、きっとそんな人はいませんよね。1回の転職で成功させたい!と思うのであれば、漠然と進めるのではなく正しい自己分析をしなければなりません。転職活動は自分自身を売り込んでいく活動ですから、セールスマンが商品を知らなければ売り込めないのと同様に、自分をよく知らない人も自分自身を売り込むことはできません。自分の「理想の働き方」「将来どうなりたいか」といったことから自己分析を進めましょう。
理想の働き方を知ろう
自己分析のはじめの一歩として、理想の働き方についてよく考えることから始めます。バリバリと仕事をするのが好きなのか、もしくは扶養内や決められた時間の中で余裕を持って仕事をしたいのか、といったことを考えます。理想の働き方を考えるときには、どちらが社会的に求められそうか?ということは考えずに、あくまでも自分の理想を突き詰めていきます。
そして、転職は将来まで考えた上で決定するべきものなので、「現在の理想の働き方」ができるだけではなく、「将来的に理想の働き方」ができるかどうかも加味しましょう。ずっと同じ仕事を続けていきたいのか、それともキャリアアップしてケアマネージャーとして働きたいと考えているのかなど、将来のことも考えるとより一層具体的な転職先が見えてくるはずです。
高収入に捉われすぎない
高収入を目指して転職をするのであれば、給料に関することは要チェックですよね。しかし、高収入に捉われすぎてしまうことが招いてしまう失敗もあるということに留意しておきましょう。「年収500万円以上!施設長募集」といった高収入が叶うところに転職したものの、入職してから想像を超える激務で体を壊してしまうなんてこともあります。また、最初に提示している給料が高かったとしても、それから何年経っても昇給しなければ、5年後には転職前の方が給料が上がっていたなんてこともあるかもしれません。介護業界は入職当初の提示給与が低くても賃金上昇率が高いところも少なくありません。目の前の高収入に捉われることなく、将来的に高収入になる可能性のある賃金上昇率に関しても意識してみましょう。